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お肌のゴールデンタイムをつくる眠り方とは

なかなかとれない睡眠時間

世の中というのは当たり前の様に語り継がれながら根拠があるのかないのかわからない噂というのが存在しています。 例えばお肌のゴールデンタイム。午後10時から午前2時までの間というのは成長ホルモンが豊富に分泌されるので、その時間は必ず寝るように心がけると美肌を維持できるというもの。いつまでも美しくありたいと願う女性のほとんどは本や雑誌など様々な情報でこの噂を何度となく耳にしています。 これはあながち間違っているわけではありません。お肌のため、健康維持のために夜早めに睡眠をとって十分な睡眠時間を確保するというのは大変良い事です。 しかし、今の忙しい日本の世の中に午後10時に眠れる人が一体どのくらいいるのか疑問になりますよね。 お肌に良いことだなとは納得は出来ても実際実行しているという方は今の時代ごくわずかなのではないでしょうか。 実際お肌のゴールデンタイムというのはウソなのか本当なのかというと、まったくのウソでは無いですが医学的な根拠というのは無く、信憑性が高い情報とは言えません。 しかし、睡眠をしっかりとることは美肌にとってはとても大切。 何時から何時までという時間ではなく、お肌に良い眠りというのはあるのです。 一昔前の午後10時から午後2時までのお肌のゴールデンタイムというのではなく、眠りに入ってからの3時間というのがお肌にとって重要な時間であることが今話題となっています。 今回はお肌にとって本来のゴールデンタイムとは何なのか、美肌と健康を守る睡眠の大切さについてお話していきましょう。

寝入り3時間が美肌へのゴールデンタイム

一昔前のお肌のゴールデンタイムは医学的根拠や信憑性はほぼ無いというのがわかり、ほっとした人もいれば、お肌にとって本当に良い睡眠というのはどのようなものなのかが知りたくなったという方もいらっしゃると思います。 お肌と健康維持にとって理想的な睡眠というのは何時に寝るのが良い、何時間眠るのが良いというのではなく、できるだけ規則正しい生活と質の良い眠りが出来るという事が最も重要です。 不規則な生活や夜更かしが続くというのはお肌にとっては良くありません。昔のゴールデンタイムのように早く寝る必要はありませんが、深夜0時以降に寝る日が続くというのは考えものです。 出来る範囲で早寝早起きを心掛けるようにしましょう。 お肌にとってのゴールデンタイムとは寝入りの3時間にぐっすりと気持ちよく眠ることが出来ること。 この3時間の間にお肌や身体の成長に大切なホルモンの分泌が集中して行われます。そのためこの3時間がまさに美肌を作る分かれ道。 しっかりと質の高い眠りが出来ることにより、イキイキとした美肌を保つことが出来ます。 いつまでも美肌でありたいと願うのであれば寝る時間帯にこだわり過ぎるのはやめて出来る範囲でも規則正しい生活と入眠した時から3時間をぐっすりと眠れるようにすること。つまり質の良い眠りを高めることを意識するようにしましょう。

入眠した時からぐっすり眠れる!眠りの質の高め方

日中は適度に身体を動かすこと

日中元気に活動し、身体を動かすことは大切。運動不足を感じたらウォーキングやサイクリング、ラジオ体操やストレッチなど無理のない運動を行うようにしましょう。 生活にメリハリがあると身体は適度な疲労で夜に自然と眠気が起きるようになります。 ただし、過剰なトレーニングなどで必要以上に運動しすぎてしまうと興奮状態が続いてしまうため入眠時の熟睡度を下げてしまう可能性があるので注意が必要です。 無理なく楽しく継続できる運動量を心掛けましょう。

寝室を静かで落ち着いた雰囲気にする

夜快適に眠るために最も重要なのは寝室環境を整えること。 寝る前の寝室は明るさを調整できる照明器具を用意して、寝る前には暗めにし、脳が覚醒してしまうほどの明るくしないようにしましょう。目に入る刺激を出来るだけ抑えること。 寝室は落ち着いた色合いにし、出来るだけ余計なものは置かないようにしましょう。 寝具は自分の身体に合った快適な寝具にすること。 枕やマットレスはかたさや高さで寝心地が全く違うもの。 寝心地の良いものを選びましょう。 パジャマも通気性が良く蒸れにくい、着心地のよいものを用意しましょう。

寝る1時間前に電子機器の使用はしない、ブルーライトを浴びない

今睡眠の質を下げてしまうと問題となっているのは夜中まで電子機器を使用すること。 ついつい夜中までパソコンやスマートフォン、テレビやゲームを行ってしまいがちですが、寝る1時間前にはすべて使用をやめ、寝室に持ち込まないようにしましょう。 電子機器は青い光のブルーライトが出ます。 このブルーライトは覚醒効果があり、寝る前に浴びてしまうと脳が休まらず、スムーズな入眠を妨げてしまいます。 寝る1時間前に使用を避けるというのを習慣にしてしまうのが大切。 はじめは抵抗がありますが、当たり前にしてしまえば苦ではなくなり、眼精疲労なども避けることが出来ます。

夕飯は寝る3時間前が理想的

夕飯は寝る直前に食べるのは避けましょう。寝る直前までお腹がいっぱいの状態だと内臓が眠りよりも消化数胴を優先にするので入眠3時間の熟睡度を低下させてしまう可能性があります。寝る時に消化活動は終わっており、内臓も一緒に休ませる状態にしておくことが大切です。 夕食は脂っこいものや刺激の強いものは控えめにし、消化の良いものをよく噛んで食べるようにしましょう。腹八分目が理想的です。

寝る2時間前に入浴し、身体をリラックスさせる

寝る2時間前の入浴は入眠の質を高めるためには効果的。 身体をあたため、血行を良くし、リラックス効果が期待できるほか、入浴することにより深部体温を意図的に上げることが出来ます。 自然に心地の良い眠気が訪れるためには深部体温が下がるタイミングに寝るのが理想的。 寝る2時間前に入浴で深部体温が上げればちょうど眠る時間帯に心地よい眠気が起き、ゴールデンタイムである入眠から3時間をぐっすりと眠ることが出来ます。

心地よい眠りを誘う寝室に入ってからの過ごし方

まずは入眠体制を整えるため、パジャマなどの寝間着に着替えましょう。 ゆっくりとした音楽を聴いたり、アロマテラピーなどもリラックスした状態を作るためには効果的です。 ラベンダーや柑橘系の香りなど自分の好みに合うものを使用してみましょう。 ティッシュにほんの少し垂らして枕元に置くと効果的です。 寝る前のあたたかい飲物は体温を下がりやすくさせ、スムーズな入眠を誘います。 神経を安定させるカルシウムが豊富なホットミルクやリラックス効果のあるカモミールなどのハーブティ、あたたかい麦茶、生姜湯などがおすすめです。 カフェインの入ったコーヒーや紅茶、緑茶などは避けましょう。

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